才能とは

才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。

どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。

何年か前に読んだ「羊と鋼の森」の中のセリフ。2016年に本屋大賞を受賞、2018年には映画化もされたらしい。

気になってスマホに保存していた文章を、ふと目にしたのは偶然ではない。

才能って何だろう。

どうして要領よく仕事して、早く帰る人がいるのに、私は残業ばかりなんだろう。

今日こそはさっさと片付けて、早く帰るって思うのに。

人に利用されるのも、
振り回されるのもやめる。

そう決めたはずなのに、あれこれ面倒な仕事を頼まれる。

仕事が早い人は評価も高い。
早くて、アウトプットの質が高い。

能力の差、なのかな。
好きという情熱が足りないから?

ある女性に、好きなことを仕事にするべきと教わった。何が好きか分からないなら、分かるまで色々なことに挑戦すること。
自分が輝ける場所を、果敢に探し続ける人だった。

ここは私の居場所ではない。
それは嫌という程、分かっている。

劣等感や自己否定を抱えながら、周りに気を遣ってやり過ごす日々。こんな人生を望んでいたわけではない。

自分が自信を持って取り組めること。
人に感謝され、尊敬される場所。

才能が輝ける何かを見つけなければ。

参考文献
「羊と鋼の森」ー宮下奈都

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