ボーンチャイナの白
大人の本物志向がついに住居に及び、少しずつ買い揃えているWedgewoodの食器たち。
週末、楽しみにしていたボウルとカップが届いた。
シンプルなデザインが好きなので、白一色で装飾のないジオシリーズを愛用している。
白と一口に言っても、メーカーによって微妙な差があり、Wedgewoodの場合はボーンチャイナという、温かみのある乳白色。
デザインは飽きのこないハニカム(ハチの巣)という柄で、モダンかつ英国ブランドらしい上品さもある。
ボウルはサラダやフルーツ、スープと幅広く活用できる上に、電子レンジも食洗器も OK(底面にdishwasher and microwave safeとある)とあって、普段使いにぴったり。
実用性と洗練された美しさを兼ね備え、いつもの食卓をさりげなく引き立ててくれる。
このボーンチャイナ、「中国由来の」という意味だと思っていたが、調べてみたら牛の骨を焼いた「骨灰」のことで、英語ではBone Chinaと綴る。
中国のシノワズリを模倣したイギリス発祥の白磁で、本家中国で使用する陶石などの原料が手に入らなかったため、代替として骨灰が使われたそう。その結果、陶石による青みがかった白とも違う、優しい色合いに仕上がっている。
真っ白な食器は日常をスッキリ整え、迷いなきものにしてくれる。
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